憧れのリース作りの会に参加した話

社内打合せが長引いたけど、

途中で抜けた

これは私にとってはすごい勇気

いつもはなるべく波風立てずにいい顔してるのに

だって今日はNちゃん主催のクリスマスリースの会

おしゃれな人が開く、お花屋さんでの会

1日限り

行くしかないでしょ

社内打合せだって、私がメイン担当じゃないんだ

異動から数年経った今、特に自分の評価は落ちていない

いいじゃんね、たまには

年一回くらいのものだよ、こんなの

美形女子で、王子様みたいな高貴なオーラを放つ主催者のNちゃん

どうしてきてくれたの?と聞かれる

なんて答えたかは、覚えていない

ただ、なんで会いにきたか説明を用意しとかないとと一つ学んだ

主催者が美人だから参加者も華がある人が多い

いいな、キラキラしてるな

関わるならかわいい人がいいよね

参加してよかった

もちろんコミュ障なのでとっても気まずい

初対面の人ばかりで

うまく喋れない

仲良くはなれない

でも、かわいい人たちとリースを作ったのは現実

やったぁ

気まずいけれど、思い出として刻まれるのは嬉しい

ふわっと広がるモミの香り

深い緑の香り

つんとして、凛としている

素材選びから自由で、皆思い思いに手を動かす

全然違う顔のリースたちが出来上がる

 

私の作ったリースは木の実が多めのプチプチしたリース

かわいいと言ってもらえた

ようやく女の子たちに興味を持ってもらえた気がする

そうだ、学生の頃からそうだったな

作ったものに反応して話しかけてもらえることが多かったな

帰り道、見下ろした紙袋から覗くリースを目にしたときの幸福感は忘れられない

普段は奴隷のように働いている職場を断ち切って、手にした経験

数時間のことだから、些細なのかもしれないけど

ほんと、行ってよかったな

それ以来、他で開催してるリース作りのワークショップの写真を見ても、香りを想像できるようになった

リースの会に参加するまでは、香りのことなんて頭になかった

数年経った今、私に残っているのは、

途中抜けした罪悪感ではなく、

潤い。満たされた時間

うっとりした時間


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