私が4歳くらいの頃
父方の曽祖母の葬儀があった
生きているときですら怖かった
真っ白な白髪のおかっぱ
しわしわの肌
カラカラに乾いた体
棺桶に入った遺体は怖かった
でも。
それよりお花よ!
生花がいっぱい
大ぶりで、見たことのない量のお花
4歳児の私は、花を目にした瞬間、一気に高揚したのだった
興奮して小走りしながら
何度も往復して棺桶にお花を入れに行った
よかったね、ひいおばあちゃん
お花でいっぱいだね
心の中で話しかけた
私以外の家族3人、父・母・妹は硬直してこちらをみていた
なんなん、この人たち。怖がっちゃってさ。つまんない人たち。
こんなのめったにないことなのにさ
つまんなーい
普段はガミガミ言ってるくせに
そんな気持ちだったのを覚えてる
私まだこのときアダルトチルドレンじゃなかったな
純粋に、美しいもの、面白いものに正直だっだなと思う