小学生高学年くらいからだろうか。
雑誌でかわいいモデルさんたちを見て、これくらい細くならないと、肌が綺麗にならないといけないと思った
歌番組を観て、これくらいカラオケで歌えるようにならないと、これくらい声が綺麗でないといけないと思った
ドラマで女優さんを見て、どんな表情でもこれくらい美しくならないいけないと思った
バラエティのタレントを見て、これくらい可愛くてトーク上手にならないとと思った
長い間、なぜか比べる対象がプロだった
メディアの影響を受けすぎていたし、友達が少なかったから「普通」がわからなかったというのもある
努力したらどれくらい近づけるのか、現実がわかっていなかったのもある
当時はいつもうっすら焦っていたし、足りない足りないと思っていて、自分が恥ずかしくてならなかった
30代になってようやくわかってきた。
比べるのは、過去の自分がいいと思う。
成長しているのが実感できるから。
実践するとき参考にするのは、一歩先を行っている人、くらいがいい。
ハードルが高すぎると動けなくなるから。
そして、社会性がなく人との関わりが少ない私が「普通」を学ぶには、外を見回してみるのがいい
ファッションの場合、街中を歩いてみる
色んな人がいる
ファッションに無頓着でも堂々と楽しそうに歩いている人もいれば、目を引く美人もいる。一見目立たないけど、人を惹きつける美意識を持っている人もいる。
体型が気になるなら、銭湯に入ってみるといい
体型は本当に人それぞれ。形も色も、どれが正解、というのがわからなくなるほど個性が出る。
年代によっても全然違う。
自分がまだ若い肌であること、気になってるニキビも遠目からは目立たず、肌の白さが際立っていることがわかったりする
そうやって、色んな人から少しずつ学ばせてもらううちに、自分に向ける視線がフラットになっていく
コンプレックスが和らぎ、自意識が薄らいでいく