あるカウンセリングでの一コマ。
「私、難しい本を読めないんです」
本当に言いたかったのは
「興味ある分野の本はいくらでも読めるんですけど、ビジネス誌のような内容や、おじさんが主人公の固い歴史みたいな内容が頭に入ってこないんです。興味が持てなくて。でも仕事で必要だから困ってるんです。」
ということ。
会話の中でゆっくり説明しようと思っていた。
でも、J先生の返答により、詳細の説明をする前に私は黙ってしまった。
先生はこう言った。
「あー、私の友人にもいます、います。とにかく本が読めないって。文字見ても全然入ってこないって。そういう人いるみたいですね(ペラペラ続くので中略)。会話だと大丈夫みたいですけどね」
この後、私も訂正して説明すればよかったんだけど。
はぁ、とうやむやな相槌を打って黙ってしまった。
相手の気を悪くさせずに話を軌道修正するのって、労力いるから。面倒くさくなっちゃったわけだ。
J先生は悪気なく、よかれと思って言ってくれたのだと思う。
これだから会話って難しい。
私もやりがち。
でもこういう些細なことで、
人は口をつぐんでしまったりするんだよなぁ。